ガスコンロやフライパンのガンコな汚れを劇的に落とすアルミホイル掃除法
アルミホイルを使うと台所のガンコな汚れを落とせる、というのは知っている人にとってはごく当然のことのようですが実際に試して見ると予想のかなり上を行く威力で汚れを根こそぎ落とすことができたので、その一部始終をレポートすることにします。
今回の掃除対象は調理場で使用しているIHクッキングヒーター。
いろいろと調理で使用していることもあり唐揚げがフライパンで焼くだけで完成する「揚げずにからあげ」の記事を作成する際についた汚れが3ヶ月たった今も残っています。
汚れがついた直後に洗剤とスポンジでかなり念入りに掃除をしたのですが、ここまでが限界。「ベチャッ」とこぼれて焦げた調味料のようなものが残っています。
念のため再度スポンジでの掃除に挑戦。
かなり力を入れて1分ほど擦ってみても……。
以下のように汚れが残ってしまっています。
よく見るとヒーターの左上には「トッププレートにこびりついた汚れは、液体クレンザーを付け、丸めたラップやアルミ箔でこすり取ってください」と書いてあります。
今回使用したのは、以下のようなごく普通のアルミホイル。
10センチほど引き出して切り取ります。
アルミホイルの中にキッチンペーパーなど芯になるものを入れると力を込めて握りやすい大きさにしやすいのでおすすめ。
こんな感じでテニスボールよりちょっと小さいくらいの大きさにします。
さらに、液体クレンザーがあるとカンペキ。粉末の洗剤や食器洗い洗剤でも問題ありません。
ボール状になったアルミホイルの上にクレンザーを垂らします。
あとは汚れをこするだけ。全く力が要らないというとウソになりますが、女性や子供の力でも問題ないレベルです。
所要時間約3分。磨き上げた後はクレンザーをキッチンペーパーで拭き取ればOK。
掃除前は薄汚れていた面が新品同様の輝きを取り戻しています。
接写で撮影しても、まったく汚れが見えません。
ピッカピカです。
次はフライパンの焦げ落としにも使用してみることにします。
こんな感じで、黒い跡がガンコに残っています。
再度スポンジで汚れが落ちるかをテスト。
ゴシゴシとこすってみてもあまり効果はありません。
液体クレンザーなどを使用しても問題ありませんが、今回はせっかくなので重曹を使ってみます。
サラサラと小さじ1杯程度の量をふりかけます。
その後でアルミホイルでゴシゴシとこすります。
すると、汚れが黒い水になって出てきます。
あとは水で洗い流せばOK。
こんな感じでピッカピカになっています。
アップでみてもピッカピカです。
台所回りなどにあるガンコな汚れに悩まされている人は、おすすめの掃除法です。
なお、この方法はIHクッキングヒーターのみならず通常のガスコンロや鍋、やかん、フライパンなどにも使用可能。特殊な表面加工を施してあるものなどはキズの原因になるのでおすすめできませんが、取り扱い説明書などをチェックしてクレンザーやスチールウールでこすってもOKな製品なら問題はないはずです。なお、それでも不安だという人は、目立たない場所をアルミホイルでこすってみてキズがつかないことを確認してから本格的な汚れ落としに使用することをおすすめします。
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